産直新鮮組をご利用いただき誠にありがとうございます。 ■産直新鮮組ネットワーク対応版(マルチユーザー版)インストール手順 以下長文になりますが、順にインストールを進めて下さい。 ■文中のVer(バージョン)表示について Ver2は従来の旧産直新鮮組 Ver3は今回の新ネットワーク対応版 を指します。 ※以下各新旧バージョンをVer2、Ver3と書く場合があります。 ■OSに関して 下記OSに対応しています。 WindowsXP(32bit) WindowsVista(32bit) Windows7(32bit) Windows7(64bit) ※Windows7(64bit)の場合はお使いのプリンターが 64bitに対応しているか確認する必要があります。 プリンターが対応していない場合でも印刷を別のPCで 行なえば入力作業等は問題ありません。 ■ウイルス対策ソフト(セキュリティーソフト)について ネットワーク対応版Ver3ではウイルス対策ソフトが インストールされているPCでは そのままでは動作できない場合があります。 下記インストール作業中にデータベースにうまく 接続できない場合は一旦ウイスル対策ソフトを無効にして 接続できるか確認してみて下さい。 無効にして接続できる場合はウイルス対策ソフトの設定が 必要になります。 またWindows標準機能のファイアーウォールも同様に設定が必要になる場合があります。 ポート3050を使用します。ファイアーウォールで許可して下さい。 ■サーバーとクライアントについて データベースファイルを設置するPCをサーバーと呼びます。 サーバーとなるPCを1台決めてください。 その他のPCはクライアントと呼びます。 サーバーPCにはデータベースファイルを設置し データベースシステムのFirebird(ファイアーバード)を動作させます。 クライアントはLAN経由でサーバーPCに接続して データベースにアクセスし伝票等を入力します。 サーバーPCではバックアップ作業も行いますので、 外付けのハードディスク等も準備して下さい。 印刷作業はネットワーク対応のプリンターをお使いであれば、 設定しだいでどのPCからも印刷できるはずですが、 どれか一台のPCを印刷用に決めた方が設定がしやすいと思います。 プリンターがネットワーク対応でないUSB接続等の場合は 印刷用のPCを決めてその印刷用PCにプリンターを接続して下さい。 ■サーバーPCのIPアドレス固定 サーバーPCではIPアドレスを固定して下さい。 例 192.168.1.200 等 ご自分のネットワーク環境に応じて決めて下さい。 クライアントはサーバーPCのIPアドレスに接続するように設定します。 ■サーバーPCでのインストール サーバーPCで下記の4種類をインストールして下さい。 ・Firebird(ファイアーバード)データベースシステム → Firebirdインストール詳細へ ・産直新鮮組V3起動ソフトファイル → SinsenV3net-01.exe ・産直新鮮組V3データベースファイル → SinsenV3fdb-b61.exe ・郵便番号辞書データベースファイル → yubin-2010-06-30.exe ※どれもインストール先フォルダー等は 必ず標準状態でインストールする事。 インストール どれも各ソフトの指示に従ってインストールを行なって下さい。 ■サーバーPCでの設定(データベースの指定と接続テスト) 下記の手順でサーバーPCで設定と接続テストを行なって下さい。 C:\MugenSoft\SinsenV3net\MgsConf.exe を実行 ↓ 『設定を行なう』ボタンをクリック ↓ MgsStart.exeが起動 ↓ MgsStartの『データベース設定』ボタンをクリック ↓ 設定はそのままで『接続テスト』ボタンをクリック ↓ 接続OK と表示される事 ↓ 『OK』ボタンクリック ↓ 『OK』ボタンクリック ↓ 『郵便辞書設定』ボタンをクリック ↓ 設定はそのままで『接続テスト』ボタンをクリック ↓ 接続OK と表示される事 ↓ 『OK』ボタンクリック ↓ 『OK』ボタンクリック ↓ 『閉じる』ボタンをクリックしてMgsStartを終了 MgsConfも『閉じる』ボタンをクリックして終了 ■サーバーPCでの産直新鮮組Ver3の起動確認 C:\MugenSoft\SinsenV3net\MgsStart.exe を実行 ↓ 産直新鮮組V3がダウンロードされ バージョン情報 画面が表示される。 (初回起動時は少し時間がかかります) ↓ 『OK』をクリック ↓ 産直新鮮組Ver3のメイン画面が表示されればOKです。 以後起動しやすい様にデスクトップ等にMgsStart.exeへのショートカットを作成して下さい。 サーバーPCは以上で作業完了です。 ■クライアントPCでのインストール クラインとPCでは下記の一つのみインストールして下さい。 ※下記はサーバーの時と同じファイルです。 ・産直新鮮組V3起動ソフトファイル → SinsenV3net-01.exe ■クライアントPCでの設定(データベースの指定と接続テスト) サーバーPCと同じ手順で設定と接続テストを行なって下さい。 サーバーPCとクライアントPCでは『データベース設定』と 『郵便辞書設定』のHostNameが違うのみです。 サーバーPCでは 『localhost』 (自分に接続するという意味) クライアントPCでは サーバーPCの固定したIPアドレス。 例 『192.168.1.200』等 です。 『接続テスト』ボタンでの接続テストがOKになる事を確認して下さい。 ■クライアントPCでの産直新鮮組の起動確認 サーバーPCでの産直新鮮組の起動確認と同じ手順で行なって下さい。 ■Ver2のデータをインポート 旧版のVer2をご使用していた方は、必要に応じて、このインポートを行って下さい。 スタンドアロン版からマルチユーザー版への切換えはこの作業は必要ありません。 インポート作業の準備 ・Ver2側はVer2の最終バージョンVer2.30にしておく事。 ・インポート作業中は他のPCのVer3は終了させておく事。 ・インポート作業中はVer2も終了させておく事。 Ver2が動作していたPCで ver3を起動 ↓ 『V2インポート』のボタンをクリック ↓ 『標準フォルダー』ボタンをクリック ※Ver2が標準フォルダー以外にインストールしてある場合は 参照ボタンでVer2のSinsen.exeを指定する。 ↓ 産直新鮮組Ver2を確認できました。のメッセージが表示される事。 ↓ 『全自動』ボタンをクリック ↓ インポートが開始される。 エラーが無く最後までインポートされる事。 ↓ インポート終了後は受注伝票等が見える事。 ↓ 他のPCからも受注伝票等が見える事。 ※インポート後は、受注伝票、顧客マスター、商品マスターのデータ、その他 必ずVer2とVer3でデータが同じ事を確認して下さい。 受注伝票や顧客マスターはデータが多いので 全部確認するのは難しいかもしれませんが 一番古いデータや一番新しいデータや中間のデータなど 何箇所か確認して下さい。 ※Ver3を使いはじめて問題なければ、Ver2の使用は中止して下さい。 Ver3に完全に移行するまではVer2をお使いになり テスト的にVer3をお使いになっても結構ですが、 Ver3に完全に移行する場合はその時点で再度インポート作業を行なって下さい。 インポート作業は何回行なっても結構ですが、 Ver3のデータを全部消去してからインポートを行いますので、 Ver3でテスト的に入力しておいたデータは無くなります。 ■印刷設定 印刷を行なうPCで各種印刷の設定を行なって下さい。 手順はVer2と同様です。 印刷用PCを1台に決めて印刷するのであれば 他のPCで印刷の設定を行なう必要はありません。 ★以上で全てのインストール設定作業は終了です。 お疲れ様でした! ■試用期間について はじめてVer3を起動してから約1ヶ月間試用できます。 試用期間を過ぎますと起動できなくなります。 起動できなくなった後でもソフト代金を支払って パスワードを設定すればまた起動できるようになります。 ■スタンドアロン版とマルチユーザー版の違いについて マルチユーザー版には下記のような特徴があります。 複数ユーザーが同時使用可能 複数のユーザーが同時に別々の伝票を修正したり 同時に新規の伝票を追加できる。 複数ユーザーの同時新規伝票入力について 複数のユーザーが同時に新規伝票を入力時は 決定ボタンを押した時に伝票番号が重複しないように自動的に 伝票番号が変更される場合があります。 例えば同時に新規伝票を入力していて伝票番号が 101 だったとすると あとから決定ボタンをクリックしたユーザーの伝票は 伝票番号が 101の次の102となります。 複数のユーザーが同時に同じ伝票を修正や印刷ができない。 誰かが修正中の場合は別のユーザーが同じ伝票番号を修正しようとすると 『他で修正中です』などのメッセージが表示されます。 また修正中の伝票は他のPCから印刷もできません。 もちろん修正中のユーザーが決定やキャンセルを行えば 他のユーザーはその伝票を修正できるようになります。 また修正中の伝票を他のユーザーが参照していて 修正決定後に参照していたユーザーが修正ボタンをクリックすると 自動的に最新の伝票データを読み込んでから修正状態になります。 バージョンアップがあった場合 マルチユーザー版のバージョンアップはサーバーPCで行います。 クライアントPCは一旦ソフトを終了し再度起動すると 自動的にバージョンアップされる仕組みになっています。 スタンドアロン版とその他Ver2とVer3ではなるべく同じ操作で出来るようになっていますので、 それほど違和感なくご使用できます。 |